株式会社　ナガサファーム

現在の役員はすべて73歳を超え、会社設立からもう少しで１０年となります。
会社を次の世代に引き継ぐ作業を、速やかに進めなければならないと思っています。
時代はＡＩ・ＩＴ・ネット販売と、年寄りには難しい時代になりました。 この１～２年で次の若い世代に会社経営をゆだねる道筋をつけたいと考えています。

弊社の経営目標は、『里山の自然環境を生かし、近隣集落の人の協力を得て都会の人に安らぎを提供、農作物の生産過程を消費者に認識いただき、消費者と生産者のつながりを深化させ、農作物と食を通じて、各種イベントを行い、農業の再活性化を図る。新規農業従事者のトレーニングと就農』です。
稲作と蓮根をメインに生産しておりますが、ブルーベリーや、最近ではシャインマスカットなどの果樹にも挑戦をするなど、自由で柔軟な経営体制があります。

同じように、この美しい自然環境を好み、農業の未来を共に担ってくださる志ある方を後継者として育成していきたいと思っています。
ゆだねると言っても、特に人脈的な関係をつなぐのは簡単ではないかもしれません。すぐに引き継げるものではなく、まずはスタッフ各々が自ら進んでいこうと思う意識を持てるように導いていかなければならないと思っています。

ナガサファームで農業を学び、就農への想いが深まり、やる気・熱意が伝われば、必ず周囲の皆もあなたに協力・応援をしてくれます。 長年農協にいましたので色々な知識や経験も伝えられます。
是非一度こちらにお越しください。農地見学や農業体験も歓迎します。

川名　俊夫　代表取締役社長

東京ではITエンジニアとして働いていました。
趣味のトレイルランニングや自転車などで週末は自然に近い場所で過ごすことが多く 定年後は田舎暮らしがしたいと漠然と考えていましたが、2011年の東日本大震災がきっかけになりその時期が早まりました。
仕事を決めてから移住したわけではなく、月一で通いながら自分はここでどのような暮らしがしたいのか、それには どのような仕事があうのかを模索しながら最終的に農業にたどり着いた感じです。

田舎暮らしに興味があり移住を考えている方など、ここは東京からは2時間弱で来ることができますので まずは週末を利用し都市農村交流イベントなどに参加してみるのもよいと思います。
実際に集落や移住者などのコミュニティに参加し話を聞いてみることでどのような仕事や働き方があるのか、 また、ご自身の経験をもとにした新たな仕事を創造できる可能性もあるかもしれません。

農業をやりたいという決意があるのであればその環境は整っていますので研修期間を経て最終的には後継者として 独り立ちすることを目標に頑張ってください。

吉田　源　
2019年01月入社