千葉県 地域しごとNAVI千葉で暮らす人たち池田 健一
千葉 → 東京 → 茨城 → 千葉
  • 廻船問屋経営×デザイナー
  • 池田 健一さん

  • 銚子市在住
  • 家族4人暮らし(妻・子2人)

妻の実家の仕事「廻船問屋」を引き継ぐために移住を決意 

千葉市内の蘇我駅に近い松ケ丘町というところで生まれ育ちました。
東京のアパレル会社の広報(プレス)として、会社のウェブサイト製作などの仕事を2年ほど勤め、デザイン会社に移ってグラフィックデザイナーの仕事も2年ほど経験しました。その後、渋谷パルコでアパレル会社の販売員として働いていた時に、同じフロアにあるお店で勤めていた妻と知り合い結婚。
しばらく夫婦で阿佐ヶ谷に暮らしていましたが、2002年に妻の実家の銚子に近い茨城県神栖市へ引越し、デザイン事務所「パームデザイン」を立ち上げました。その後、銚子で廻船問屋をしていた妻の父が亡くなったため、廻船問屋の4代目を引き継ぐ事となり、銚子市内に移住しました。

「廻船問屋」だからできるデザイン事務所との両立という選択

「廻船問屋」という仕事は別名「丘廻し」とも呼ばれており、契約している漁船を港に着け、水揚げする魚の鮮度やサイズの見本をトラックに乗せて入札場(市場)へ運び、仲買さんなどに入札を通して販売する仕事です。簡単に言うと漁師さんの販売代行業になるかと思います。販売先が決まると購入単価の高い買主さんのトラックから順番に船に横付けしてもらい水揚げをします。
「廻船問屋」の仕事は午前中で終わったり、丸1日かかったり、シケの時は休みになったりします。現在、契約している漁師さんは、一艘巻き船(満船時の総漁獲量は約330t)を2ヶ統(1ヶ統は1船団のことで、探索船1隻、網船1隻、運搬船1隻、レッコーボート1隻の合計4隻で構成)保有しており、主にサバ、イワシ、アジなどを獲っています。
夏場は北海道や青森など北方の漁港でイカやサバの水揚げを行っているので、廻船問屋の仕事を請負うのは、その船団が千葉県の銚子漁港や茨城県の波崎漁港に入ってくる11月から7月の9ヶ月間になります。そこで、廻船問屋の仕事の合間に、デザイン事務所の仕事を行うというサイクルで仕事が回っています。

デザイン事務所の職場環境がさらに新しい仕事を生み出していく

今は、「廻船問屋」というベースの会社があり、時間もあるので、いろいろ考えてチャレンジしていくことが出来ます。
デザイン事務所は、ビルの2階で営業していますが、同じフロアにアンティーク家具が並ぶカフェや、洋服や雑貨も販売するスペースがあります。お店は撮影スタジオとしても使われる事もあり、カフェでCMやファッションの撮影も行いました。
今年3月から、ワンディカフェという曜日ごとに作る人が異なるカフェを始めました。銚子に住み始めて知り合った、パン屋さんやフレンチシェフなどをしている女性4名が曜日ごとに借りて営業していますが、美味しくてお洒落なカフェとして評判になっています。
また、知人のカメラマンから崖の上で撮影したいという話があり、日本には無いような絶景の広がる屏風ヶ浦を案内した事がきっかけでロケーションコーディネイターの仕事もスタートしました。今では、PVやCM、ドラマ、映画などで、幅広く使われています。

「そこに足りないものは作ればいい」田舎暮らしでの無限の可能性

銚子という街はポテンシャルが高く、色々な可能性がある街だと思っています。誰もやっていないからやっているだけで、特別な事をしているつもりは有りません。
田舎だからといって楽しい事や場所が無いと諦めるのではなく、そこに足りないものは作れば良いと考えています。
銚子の良いところは、何といっても食べ物が美味しい事と、仕事と生活の時間が密着している事です。11歳の娘と6歳の息子がいますが、家族との時間が沢山取れるのは、本当に幸せだと思います。
できれば、感性や感覚的に近い人達が、もっともっと銚子に移住して来られたら最高に楽しくなると思います。

●株式会社パームデザイン
http://www.palmdesign.jp

●gris(アンティーク&雑貨)
http://www.gris.co.jp

●崖ロケーション
http://崖ロケーション.com

楽しく考えよう、もっと「自分らしく」暮らすこと。

地元での就職・転職や、働く以外のコトとのつながりを見つめなおす人が増えています。

家族や大切な人と相談しよう
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自分だけでなく大切な人にとっても大事な決断になることが多い移住。大切な人と一緒に考える時間も、判断材料や大切な思い出になるかも知れません。
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自分にとっての「幸せ」を振り返ってみよう
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振り返ってみよう
幸せとは一人ひとり異なるもの。自分自身をよく振り返り、大切にしたい事や今後の暮らしにおける優先順位を考えましょう。
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検討に必要な情報を集めてみよう
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移住・Uターンを検討するために、住まい、しごと、子育て環境や子供の教育環境、移住者の声など、自分に必要な情報を幅広く集めてみましょう。